LIFESTYLE

ときには肩の力を抜いて。
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美しさのリズムを刻む、あなたのコラム。

食でキレイを育む

身体と環境にうれしいホールフード生活。

まるごと野菜でおいしく環境にやさしく。

お料理に使った玉ねぎの薄皮、人参や大根のヘタ、ピーマンの種子などを普段はどうしていますか。家庭菜園などに利用できるならよいですが、多くの場合は捨てるしかなかったもの。そんな野菜の切れ端が今、栄養面から見直されています。なかでも注目されているのが、第7の栄養素とも呼ばれる「ファイトケミカル」。植物が紫外線や害虫から身を守るために作るこの成分には、強い抗酸化作用や免疫力を高める働きがあることがわかっています。このファイトケミカルが多いのが、実は植物の皮や種子といった今まで捨てていた部分*1。そんな現状から今、野菜の栄養を余すところなく摂る食べ方もさまざま生まれてきています。これからは野菜や果物をまるごと摂って健康になりながら、ゴミを減らして環境にもやさしい生活をしていきませんか。

どう活かす?使う?野菜や果物の切れ端。

ひとくちにファイトケミカルといっても種類はさまざま。たとえば玉ねぎの薄茶色の皮には血液をサラサラにするケルセチンが、しいたけの軸や石づきにはβ-グルカンが多く含まれているなど、種類は1万以上あるといわれています。そうした成分を気軽に、しっかり摂る方法としてオススメなのが野菜の切れ端で作るスープストック「ベジブロス」。
作り方も簡単。毎日出る野菜や果物のヘタ、皮、種子などを集めておき、両手いっぱい分になったら水1,300mLと料理酒小さじ1杯とともに弱火で20~30分煮込むだけ。アクもファイトケミカルなのでそのまま。最後にザルで漉したらベジブロスの完成です。
野菜や果物の旨みが溶け込んだベジブロスは、そのまま塩で味を調えればおいしいスープに。また“おだし”としてリゾットやカレーをはじめ、さまざまな料理に大活躍。お肉や魚介のおだしとはひと味違うやさしい味わいが楽しめます。

食材を100%活かして毎日を丁寧に。

野菜や果物の切れ端を活かしきるベジブロスの根底にあるのは、健康で快適に暮らすために、食だけでなく、暮らし方や水、農業、地球の環境までまるごと考えていこうという「ホールフードライフ」*2の提案。私たちも日々のひとつひとつを丁寧に見直して、地球と一緒に気持ちよく暮らす方法を探していきたいですね。

出典

*1 タカコ ナカムラ『皮も根っこもまるごといただく奇跡の野菜だし ベジブロス――ファイトケミカルで免疫力アップ!』(2014年)
パンローリング株式会社
*2 タカコ・ナカムラ/吉田俊道『まるごといただきます―ホールフードのすすめ』(2008年)西日本新聞社

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