BRAND CONCEPT
HOPE MESSAGE
OUR ACTIONS
長きにわたる新型コロナウイルス感染症との闘いによって多くの人が様々な形でダメージを受け、まだまだ先の見えない不安が世界を覆う今日。それでも、いつかきっとそれぞれに前を向き、希望を持って歩き出す時が来ることを信じたい。そしてそんな時に“化粧品”も寄り添って、ポジティブな力を引き出すことができる存在のひとつでありたいという想いが、このメッセージに込められています。
今回のTVCMの制作は、東京はじめ世界各都市をつなぐ形で行いました。それぞれの都市で今この時代を生きる人々が、それぞれの生活拠点で、親密な人と過ごしたり、思い切り踊ったり、歌ったり、遊んだり、日常を過ごす中であらわれる、前向きな表情と、のびやかに身体全体からエネルギーが溢れ出る姿を捉えています。各都市で活躍するモデルやミュージシャンの他、親子・パートナー・同僚など現実で共に過ごす親密な関係の人々を撮影することで、自然でポジティブな表情を引き出しました。東京を拠点に、世界各地のディレクターや出演者達とリモートで連携。「商品の訴求ではなく、今この時代を逞しく生きる人々を性別の隔てなく映したい。被写体の呼吸や体温が伝わる距離感で、ポジティブな感情があらわれる瞬間を感じて映しとって欲しい」というメッセージを共有し、そのメッセージに賛同する人々が集ったことによって、多彩でポジティブな力がつまった映像が完成しました。
動き出す希望を伝える象徴的なモチーフとして、今回のTVCM内では口紅を用いました。 マスク着用が当たり前になったコロナ禍の日常において、「口紅を塗る」ということ自体が、自分自身を鼓舞する希望に満ちた行為になりうるのではないかと考えました。初めて口紅を塗る時の高揚感、新しい色を選ぶときのワクワク感など、ポジティブな感情が生まれる瞬間への想いが込められています。 CM内の様々なシーンに登場する口紅は、登場する人々の唇を彩るだけでなく、そこから飛び出すカラフルなアートワークと組み合わせることで、人々のポジティブネスを解放する存在として描かれています。
KANEBO